標準語となった薩隅弁としてよく「おい」、「こら」と運動部などで体罰の隠語として使われる「ビンタ」の3つがあげられる。
今では当たり前のように使う言葉ではあるが、明治以前はこのような言葉はおろか、表現すらなかった。
これが、明治に入ると藩閥による薩摩藩の警察官の薩摩藩出身者優遇によって、
よく市民を注意する際に、薩摩藩出身の警察官が「おい」「こら(「これは」=「あなた」の意)」といって注意した。
これが定着して、今日の標準語として、相手を呼んだり、あるいは気を引かせる、注意する際にこの語を用いるようになった。
当然、当初はこれを薩摩藩出身者以外が理解できるわけはないので、よく市民が皮肉って薩摩藩出身の警察官を「おいこら警官」と呼んだ。
また「ビンタ」は薩隅方言では単に頭を指す意味に過ぎないが、
その昔に大学の運動部や軍隊の下士官に多かった鹿児島県出身者が指導と称して後輩などの頬っぺたを引っぱたいた事を取り違えて定着したといわれる。
鹿児島人はしばしば、気心がしれた相手や目下の人間に対して動作を伝える場合に省略してそれが意味する固有名詞などを無造作に言い放つ傾向が強い、
他にも同様に薩隅方言の単語が別な意味として定着した例があると思われる。

ウィキペディアより参照



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